2012年03月27日

「選挙と議会制度を考える市民フォーラム」について

「選挙と議会制度を考える市民フォーラム」のブログにようこそ。
事務局の荻野幸太郎と申します。

プラットフォーム静岡という中間支援NPOの代表として、これまでセミナーやシンポジウムの開催を県内各地で開催してきました。
中山間地域のこと、定住ブラジル人・ペルー人の子どもの教育のこと、コンパクトシティの是非、不登校・ひきこもりへの対応、などなどのテーマで、たくさんの議員さんにお世話になりました。

その中で強く感じたのは、世間一般の議員さんのイメージと、ホンモノの議員さんの仕事・生活との間には、かなりのギャップがあるということです。

現在、私たちの国家・地域は、たいへん厳しい状況に置かれています。
華々しい右肩上がりの成長の時代が幕を閉じ、長く苦しいリセッションが続いています。
そんな中、各方面に財政削減を求められるのは、必然的な流れといえるでしょう。

しかし現在の、議員定数の削減や議員歳費の削減の議論に、私はたいへん危惧しております。

議会は、私たちの声を国や地方の政府に届ける大切な役割を担っています。

議員の定数が削減されることを「議員さんが仕事を失うだけの問題」として片付けることや、議員歳費の削減を「議員さんの給料が減るだけの問題」と捉えることは、本質を見失った議論と言わざるを得ないでしょう。

「選挙と議会制度を考える市民フォーラム」は、議会の役割を市民がもっと身近に感じる機会を設けることで、これからの議会制民主主義を楽しく建設的に議論していくことを目指しています。



Posted by 選挙と議会制度を考える市民フォーラム at 15:41│Comments(0)
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